今日は春からお預かりしていた宝冠と胸かざりの金物を納品しに神戸まで行ってきました。

江戸時代の仏様とおうかがいしました。
ご本尊も解体修理されるそうですが、一足先に金物だけ修理させていただきました。

お預かりしたときは真っ黒だったのですが、汚れを落とすと金鍍金が残っており、すっかり綺麗になりました。
昔のやり方の鍍金は現在では貴重ですので、その上に電気メッキを上塗りするようなことはせず、残っている鍍金を活かした洗いにとどめました。
また、一部欠損している部品もありましたので、その部分だけ新調して新しく鍍金しました。
約半年かかりましたが、ご住職も大変喜んでいただきました。

今回は特別に許可をいただきましたので、写真を載せますね!